1953-08-03 第16回国会 衆議院 本会議 第35号 第二に、岡崎外交の特徴は、いわゆる世にこれを卑屈軟弱外交、その都度外交と申しまして、わが国をして一方の陣営に片寄らしめ、外交政策の柔軟性と一貫性が欠くるのみならず、その卑屈外交によつて、国家の主権は着々として侵害せられ、経済活動は拘束を受け、遂に特定国の隷属下に置かれんとする危機にわが国が直面するに至つたことであります。 西村榮一